12/11(土) 中川五郎、おおいに語って歌う! 「ぼくが歌う場所 フォーク・ソングを追い求めて 50 年」 発刊記念トーク&ライヴ。

「ぼくが歌う場所 フォーク・ソングを追い求めて 50 年」
発刊記念トーク&ライヴ。

出演:中川五郎  ナビゲーター:佐藤英輔(音楽ライター)

中川五郎は、この秋に新しい書籍「ぼくが歌う場所 フォーク・ソングを追い求めて 50 年」(平凡社)を出版しました。同書はこれまでの彼の半生をくくる内容であるとともに、生理的にまっすぐでストロングなメッセージ・ソングの紡ぎ手としての彼の実像が明晰に記されています。フォーク興隆期の重要な担い手、しなやかな翻訳家や編集者や文筆家、全国をこれでもかと回る草の根主義の行動する音楽家……。時代とともに立ち位置を変えてきた中川五郎の現在地が、時代のドキュメントたりえる書籍を下敷きに語られます。聞き手は、佐藤英輔が務めます。リベラルであることは? 自由であることは? 人を愛することは? メッセージ・ソングのあり方や人々の前で歌う意味を了解した今だからこその弾き語りも、もちろん披露。72歳のハダカの中川五郎が、Li-Poに現れます。

開催概要

2021年12月11日土曜日 渋谷Li-Po
17:30開場 / 18:00開演
入場料 2500円(+ドリンクオーダー別途)
予約優先・定員30名(定員になり次第、募集締め切ります)

ご予約・お問い合わせフォーム http://li-po.jp/?page_id=5385               

中川五郎 GARO NAKAGAWA

1949年、大阪生まれ。60年代半ばからアメリカのフォーク・ソングの影響を受けて、曲を作ったり歌ったりし始め、68年に「受験生のブルース」や「主婦のブルース」を発表。70年代に入ってからは音楽に関する文章や歌詞の対訳などが活動の中心に。90年代に入ってからは小説の執筆やチャールズ・ブコウスキーの小説などさまざまな翻訳も行っている。

アルバムに『終わり・始まる』(1969年、URC)、『25年目のおっぱい』(1976年、フィリップス)、『また恋をしてしまったぼく』(1978年、ベルウッド)など。2004年の春には26年ぶりのアルバム『ぼくが死んでこの世を去る日』をリリースし、最新アルバムは2006年秋の『そしてぼくはひとりになる』(シールズ・レコード)。

著書に音楽の原稿を纏めた『未来への記憶』(話の特集)、70年代のフォーク・リポートわいせつ裁判に関する文章をまとめた『裁判長殿、愛って何』(晶文社)、小説『愛しすぎずにいられない』(マガジンハウス)、『渋谷公園通り』(ケイエスエス出版)、『ロメオ塾』(リトルモア)、訳書に『U2詩集』や『モリッシー詩集』(ともにシンコー・ミュージック)、ブコウスキーの小説『詩人と女たち』、『くそったれ!少年時代』、紀行文集『ブコウスキーの酔いどれ紀行』、晩年の日記『死をポケットに入れて』、ハワード・スーンズによる伝記『ブコウスキー伝』(いずれも河出書房新社)、ハニフ・クレイシの小説『ぼくは静かに揺れ動く』、『ミッドナイト・オールデイ』、『パパは家出中』(いずれもアーティスト・ハウス)、『ボブ・ディラン全詩集』(ソフトバンク)などがある。

1990年代の半ば頃から、活動の中心を歌うことに戻し、新しい曲を作りつつ、日本各地でさかんにライブを行なっている。

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