アルゼンチン、ブエノスアイレスを拠点に世界で活躍するケーナ奏者、岩川光のソロライブが決定!
岩川光が手がける数々のプロジェクトの中でも最も純度が高く独自の展開を見せるソロ。
本公演では、限界な強制自宅待機令が布かれるブエノスアイレスで録音され今年5月に発表された新作『バロッケーナ』と、ケーナの新たなレパートリーを開拓し、良質な音と映像の記録を目的とする『ケーナの新地平』、そして間もなく録音が始まる次作『Homenajes』に収録予定の敬愛する3人の作曲家へのオマージュとして作られた3つの無伴奏曲、これら三つのうプロジェクトを一挙に楽しむことができる。
バロックではJ.S.バッハに焦点を絞り、今年生誕100年を迎えたA.ピアソラ唯一のフルート独奏曲と織り交ぜ、「単旋律楽器による対位法の美の追求」に触れていく。
自作曲や即興とつなぎ合わせることにより、1本の笛を通して数百年の時が出会う時間になるだろう。
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HIKARU IWAKAWA
SOLO-BACH, PIAZZOLLA & IWAKAWA
岩川光 ソロ「バッハとピアソラと岩川光」
■ 2020年10月17日(土)18:30開場 / 19:00開演
■ Li-Po 東京都渋谷区渋谷3-22-11 サンクスプライムビル4F-A
■ 3,300円(+オーダー)※少人数制・20名限定
ご予約・お問い合わせフォーム http://li-po.jp/?page_id=5385
岩川 光 HIKARU IWAKAWA
独自の革新的な演奏技術で「ケーナの革命者」と呼ばれるケーナ奏者であり、音楽の原始に近づくような音作りや、複雑でもありながらダイレクトに琴線に触れる楽曲に定評のある作曲家。マルチインストルメント奏者。9歳よりケーナを始め、12歳より演奏活動に入る。同時期にモダン及びバロックのリコーダーを修め、作曲や指揮法も学ぶ。こうした知見と技術を活かし、前人未踏と評される独自のケーナ奏法を開拓、これまでの概念を覆す演奏を展開。南米・ヨーロッパを中心に音楽祭への出演やツアー公演、ディノ・サルーシ、故ハイメ・トーレス等世界的巨匠たちとの共演、バロック・アンサンブル[カペラ・メディテラネア]のソリストとして参加したラジオ・フランスでの講演などを通じ、幅広い分野で国際的評価を得る。録音作品もバラエティに富み、国内外の専門誌で年間ベストに選出され好評を博す。常に世界規模で複数のプロジェクトを展開。近年はテレビや舞台の音楽録音など日本で耳にする機会も多い。現代の作曲家との協働、古代楽器の演奏復元、楽器作家として新モデルの開発など、活動は多岐。また南米を中心にマスタークラスを開講。コロナ渦においても意欲的な制作を続け、作品を発表し続けている。2013年よりブエノスアイレス在住。
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