ミリキタニがソーホーの街角で描くのは、猫、ねこ、ネコ･･･。
なぜ猫なのか。なぜ路上なのか。

1920年米国サクラメントに生まれ広島で育ち、やがて2001年には、世界貿易センターが間近に見えるニューヨークの路上で、毎日猫の絵を描いて暮らしていた日系アメリカ人アーティスト、ジミー・ミリキタニ。
世界中の映画祭で賞賛されたドキュメンタリー映画『ミリキタニの猫』製作のきっかけとなった猫の絵。
自称「天性の画家」、「グランド・マスター（巨匠）」、頑固でワイルドでお茶目な老画家、ミリキタニが路上で描きつづけた猫の原画を展示します。

【ミリキタニの猫展】

会期　：2019年３月7日（木）〜3月23日（土）
　　　　18:00〜5:00 ※日曜祝日休業
　　　　

会場　：Li-Po
　　東京都渋谷区渋谷3-22-11-4A
　　　　※会場は飲食店のため、 入店時にはオーダーをお願いします。

ジミー・ツトム・ミリキタニJimmy Tsutomu Mirikitani
1920年6月15日、アメリカ、サクラメント生まれの日系2世。幼少時に一家で日本に帰国し、両親の故郷である広島で育つ。2001年初頭にはニューヨークの路上で猫の絵を毎日描いていた。「ミリキタニの猫」のなかでその波乱の人生があきらかになる。2012年ニューヨークにて死去。享年92歳。