シブレキ〜渋谷文化事件調査委員会   第3回:「雑貨からzakkaへ。渋谷ファイヤー通りのカオス、文化屋雑貨店」

人はなぜ渋谷を目指すのか?連日国内外からの来訪者で賑わう渋谷スクランブル交差点。交差点から放射状に広がる渋谷の街、その先の「カルチャーな」世界。渋谷発のカルチャーな出来事について、その道の達人にお話をうかがうトークシリーズ。次回は、<雑貨文化>がテーマ!

1974年渋谷に突如現れたヘンな店、文化屋雑貨店。「雑貨」という概念を掲げ、ファッション、ものづくり、物流の分野まで多大な影響を与えた、文化屋雑貨店。その40年の歴史を軸に、店主・長谷川義太郎さんによる“外しの美学?を、当時の状況を知るファッションデザイナー横森美奈子さんをお相手にうかがいます。

 

 

 

 

 

 

 

シブレキ〜渋谷文化事件調査委員会 
第3回:「雑貨からzakkaへ。渋谷ファイヤー通りのカオス、文化屋雑貨店」
トークゲスト:長谷川義太郎(文化屋雑貨店 店主)・横森美奈子(ファッションデザイナー)
2017年12月16日(土)15:00〜17:00(開場14:30)
渋谷Li-Po 東京都渋谷区渋谷3-22-11 4F-A http://li-po.jp/
会費 : 予約:2000円+オーダー(当日:2500円+オーダー) ※定員30名・要予約
予約・お問合せ info@li-po.jp Li-Po 03-6661-2200(平日18:00〜24:00)

いまZAKKAとして世界の注目を集める「雑貨」という文化。
ロボット、マルコム・マクラレン、ヴィヴィアン・ウエストウッド、フィオルッチ、山本寛齋、松田光弘、中野裕通、cozo、島田順子、キャンディー・ストリッパー、コシノジュンコ、ポール・スミス、天井棧敷、野田秀樹、ビーハウス、喜一ぬりえ、ブリキのおもちゃ、ナースシューズ・・・。
ファッション、音楽、演劇、写真、広告、雑誌・・多くのクリエイターが熱狂した、奇想天外、奇妙奇天烈、でもなぜだか見過ごせない、愛らしい、なんだか懐かしい特別なモノ、雑貨!・・それはすべて文化屋雑貨店からはじまった!
文化屋雑貨店とは・・・

1974年オープン。グラフィックデザイナーであった創業者長谷川義太郎氏が「デパートに行っても自分の欲しい物が無かった」という動機から、「百貨店」ではなく「雑貨店」として現在はファイヤー通りと言われる渋谷消防署前に出店。ベッドや医療棚、自転車に籐の乳母車、電気器具にホーローバケツ、陶器といった全国各地のいろいろな物をセレクトし、独自のデザインで売り出すことから始まった。 80年代に入り「世の中に無いものを探し、探してないものは自ら作り出す」をモットーにオリジナル商品作りに重点を置く。
ブームの先駆けとなったヒョウ柄、喜一ぬりえのブレイクなど、ユニークな見立てで再発見したアイテム、キッチュなデザインのグッズを次々にリリース。「雑貨」という新たな価値観の登場は、スタイリストはじめファッション業界人の心をつかみ、雑誌等のメディアも注目して爆発的に広がり、国内外の先端をいくクリエイターにも大きな影響を与え、おびただしいフォロワーを生んだ。文化屋雑貨店実店舗は1989年地上げのため原宿に移転、2015年1月に閉店。現在は漂流する店舗としてゲリラ的に出店し、そのスタイルが注目を集めている。


長谷川義太郎(【文化屋雑貨店】店主)

1946年千葉の牧場で誕生、キリストの再来かと。下町育ち。武蔵野美術大学商業デザイン科卒。菊地信義のもとでデザイン事務所勤務3年、1974年突然文化屋雑貨店を渋谷消防署前にオープン。以来15年地上げで原宿に移って25年。40周年の2015年突如閉店。お店で待つ事からこちらから出向くをモットーにzakkaを世界に。
横森美奈子(ファッションデザイナー)

1949年東京生まれ 1970年桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン専攻卒業 その後なぜかファッションデザインの道へ 日本のファッション黎明期からDCブランド時代のMELROSE、HALFMOON、BARBICHEのチーフデザイナー歴任 2002年より(株)ワールドSmart Pinkで新しい大人服を提案 2013年10月より(株)ジュピター・ショップチャンネルにて“横森美奈子のリアルクロゼット”MINAKO★YOKOMORIブランドスタート 毎日便利で素敵に着られるリアルクローズを追求し続ける ファッションアドバイザーとしても著書多数 新聞雑誌の連載やTV出演なども

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