今年、2月に四ツ谷のジャズ喫茶いーぐるで行われたイベントの第二弾。今回は映画にプラス現地で撮影した秘蔵映像をお見せします！
eL Popの高橋めぐみと水口良樹のトークはさっぱりと解説程度にとどめ、ディープなリマのバリオの音楽ドキュメンタリー「リマ・ブルーハ(魅惑のリマ)」の上映と、それよりさらに濃い本場の映像をたっぷりご覧いただきます。秘蔵映像は現地のホーム･パーティの「ハラーナ」形式でご覧いただきますので、飲食はもちろんのこと、大声でなければおしゃべりも途中入場もOKです。

「ペルー音楽映画と秘蔵映像：バリオに生きるムシカ・クリオーヤの世界 その2」
日時　2017年9月30日(土)　OPEN 17:00　START 17:30〜
途中休憩を挟み二部構成 秘蔵映像は二部（19時頃〜）に上映します。
場所　渋谷 Li-Po
料金　¥1,500+1ドリンク・オーダー

イベント内容：
映画　「リマ・ブルーハ ：ムシカ・クリオーヤの肖像」
監督 ラファエル・ポラール(ペルー, 2011年)
秘蔵映像：高橋政資撮影 Pepe Villalobosのペーニャにて（2011年）
トーク：水口良樹、高橋めぐみ
DJ：高橋政資

映画は、華やかなショーミュージックとは別に、リマの下町で自分たちのフィエスタのためだけに受け継がれてきたもう一つの「ムシカ・クリオーヤ」。その音楽と共に生きてきた人々の姿を描き出した素晴らしい作品と映画に出演していたおじいちゃんたちの歌声がたっぷりつまった秘蔵映像です。
秘蔵映像は、リマのバリオ（下町）、ビクトリア地区にあったペーニャでのハラーナの様子です。そこは現在は移転していますが、ムシカ・クリオーヤの重鎮ペペ・ビジャロボスが経営するお店でした。

ペルーは世界的に有名なシェフも次々に輩出し今最も注目されるグルメ大国ですが、知られざる音楽大国でもあります。日本でもお馴染みのアンデスのフォルクローレだけではありません。雄大な海と山、アマゾンのジャングルを抱えるペルーにはまだまだたくさんの音楽があるのです。かつてスペインの副王朝が置かれていた古都リマには、小粋な節回しと切ない歌詞が素晴らしいムシカ・クリオーヤという音楽ジャンルがあり、日本でも根強いファンがいます。ヨーロッパ文化、アフリカ文化の混じり合った南米の都会ならではの音楽です。