12/3(土) 新・音楽夜噺 第63夜~魅惑のペルー音楽:多様な音楽文化とその現在

14:30開場 15:00スタート 予約1800円(1ドリンクつき)当日2300円(1ドリンクつき)※予約受付中
論者:水口良樹(東京大学大学院)聞き手:高橋めぐみ(アオラ・コーポレーション)

世界各地の音楽に造詣の深い方をお迎えして、音楽を聴きながら、熱く、わかりやすく語っていただくシリーズ。63回目の今回は、ペルー音楽のバンド、ぺーニャ・ハラナを主宰するほかペルーをはじめラテン音楽を研究されている水口良樹さんを論者に、そして聞き手にはラテンのみならず世界中の音楽を紹介するレーベル「アオラ」を主宰する高橋めぐみさんをお迎えし、魅惑のペルー音楽を取り上げます。

国土に砂漠地帯、アンデス山間部、そしてアマゾン大平原という3つの地域を抱えるペルーは、その地勢に沿うようにそれぞれの地域で音楽文化を育んできた。特に先住民の伝統を受け継いだアンデス地域と、ヨーロッパと黒人奴隷文化の融合の中から生まれたクリオーヤ音楽やアフロペルー音楽は、今なお多くのペルー人の心を映す音楽の源泉でありつづけている。また近年は、都市化するペルー社会を歌い飛ばす新たなペルーのクンビアのチープで麻薬的な響きが、ペルー全土を席巻している。こうした知られざるペルー音楽の素晴らしさを紹介したいと思う。

水口良樹 

1976年7月7日大阪生まれ。
それと知らずにラテンアメリカの音楽に触れながら育ち、大学入学後、ペルー音楽を中心とするラテン音楽の研究を始める。関東に移住後、日本でも希有なペルーのクリオーヤ音楽バンド「ペーニャ・ハラナ」を主催。

 専門分野:
ペルー山岳地方の都市部山岳音楽と都市流入二世の若者ののかかわりについて。人間の都市化に対応する様に今新たに都市音楽として生まれ変わりつつあるワイノ音楽の動態。国民文化表象としてのペルー音楽。最近はペルー大衆音楽全般の発展史。海岸部のクリオーヤ、黒人系から、山岳地方まで。また、ペルー近隣諸国の音楽の動向も徐々に押さえていっています。汎アンデス音楽についても少しずつ。

ペルー歴:
1998/12      : 初渡秘(以後ほぼ毎年)
    長期滞在都市:リマ、クスコ、プーノ、ラパス(ボリビア)、コチャバンバ(ボリビア)
    訪ねた都市:アヤクーチョ、プキオ、アレキパ、ワンカーヨ、チクラーヨ、カハマルカ、ワラス、他いろいろ

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