4/15(土) ユダヤ音楽近況レポート〜来日するフランク・ロンドンの周辺から

18:00開場 19:00開演  料金: 2500円(+オーダー)
ご予約受付:Li-Po 03-6661-2200(月〜土18:00〜24:00)

バルカン音楽やクレズマーに造詣の深い大熊ワタルさんとチンドンの新境地を切り拓くこぐれみわぞうさん、そして黒田晴之さんをゲストに迎え映像と音楽でご紹介。
司会進行は、本イベントの企画者で「ユダヤリテラシーの視界」の著書もある音楽評論家の関口義人さん。

大熊さん、みわぞうさんが最近、欧米に招かれて体験したクレズマーミュージックの現在を写真や映像で紹介。また黒田先生はドイツ文学研究の立場からクレズマーのアメリカでの展開と、来日間近なフランク・ロンドンの音楽との繋がりを語ってくださいます。貴重な機会です。

*イベント概要*
「ユダヤ音楽近況レポート〜来日するフランク・ロンドンの周辺から」
出演: 大熊ワタル(CICALA MVTA, ジンタらムータ)
こぐれみわぞう(CICALA MVTA, ジンタらムータ)
黒田晴之(松山大学経済学部教授、「クレズマーの 文化史」著者)
司会: 関口義人(「ユダヤリテラシーの視界」著者)

●大熊ワタル(クラリネットほか・作曲)
1960年生まれ。79年、東京のアンダーグラウンドシーンで活動開始。当初シンセサイザー、ノイズギター担当。
20代半ばでチンドン屋に入門、街頭でクラリネット修行。
90年代、クラリネット奏者として自己のグループ「シカラムータ」を始動。実験性や即興性、ストリート感覚を活かした超ジャンル的音楽性は国内外で話題となる。早くからバルカン音楽やクレズマーにも深い関心を抱く。
近年は別ユニット・ジンタらムータでの活動でも知られ、両バンドでの海外公演多数。
また日英混成バンド「Half the Sky」など国内外の様々なプロジェクト、映画・演劇とのコラボレーションなど領域を超えて出没中。
http://www.cicala-mvta.com/

 

 

 

 

 

 

 

●こぐれみわぞう(チンドン太鼓、ヴォーカルなど)
幼少時より、箏曲山田流を始め、11歳で師範名取・木暮弘鳳を襲名。
1997年ソウル・フラワー・モノノケ・サミットに参加しチンドン太鼓を始める。
その後、シカラムータ・ジンタらムータを中心に、高速・変拍子をものともしないダイナミックでダンサブルな演奏スタイルで、新世代チンドンの第一人者として活躍
中。近年はブレヒトソングなど歌手活動も本格化。

 

 

 

 

 

●黒田晴之(松山大学経済学部教授。専門はドイツ文学。)
1995年、第37回ドイツ語学文学振興会奨励賞受賞。共著に「ツァロードの道 ユダヤ歴史・文学研究」(中央大学人文科学研究所) 「群衆と権力の射程 エリアス・カネッティ再読」(日本独文学会研究叢書) 単著に「クレズマーの文化史〜東欧からアメリカに渡ったユダヤの音楽」(人文書院)

●関口義人(音楽評論家。桜美林大学非常勤講師。)
明治大学卒業後、商社勤務を経て独立。ジプシー音楽研究。三十年以上にわたりアメリカ・ヨーロッパ滞在、ジプシー音楽、ジプシーの言語、文化研究をしてきたが、祖父の影響でユダヤ文化研究にも興味を持ち、ユダヤ教徒やユダヤ人の友人などとの交流からユダヤ問題に分け入る。
著書「ジプシーミュージックの真実」「オリエンタル・ジプシー」「ベリーダンスの官能」(青土社)「アラブ・ミュージック」(東京堂書店)「ブラスの快楽」(音楽の友社)「バルカン音楽ガイド」「ヒップホップ~黒い断層と21世紀」(青弓社)
「ユダヤ・リテラシー」(現代書館)「トルコ音楽の700年」(DU BOOKS)ほか。

 

フランク・ロンドン来日公演

 

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