3/23(土) ドキュメンタリー映画『ミリキタニの猫<特別篇>』上映会

世界が賞賛!2001年9.11 テロをきっかけに偶然生まれたアメリカ人女性監督と日系ホームレス老画家の交流と奇跡のドキュメンタリー。

戦争と平和、人種差別、高齢化社会、貧困・・
現代日本にも通じるシリアスなテーマを扱いながらも、芸術への尽きることのない情熱、差別に対する毅然とした態度、家族や猫へ向けられる真っ直ぐな愛情、ミリキタニ老人の不屈の精神に圧倒される感動作。
半世紀の時を経て再会する家族、アメリカへの憧れと被曝した故郷広島への想い、人生の分岐点となった日系人収容所の再訪、そして新しい生活の始まり。
ドラマティックな見所満載のリアルストーリー。
芸術を、平和を愛する人に見ていただきたい1本です。

ニューヨークの路上で絵を描き続けた、当時80歳の日系人画家ジミー・ミリキタニを追ったドキュメンタリー『ミリキタニの猫』。カリフォルニアで生まれたミリキタニは、第2次世界大戦中に日系人強制収容所に送られたことで市民権を放棄し、それ以来、反骨の人生を歩んできた。9・11テロを機に、ミリキタニと共同生活することになったアメリカ人女性リンダ・ハッテンドーフ監督が、時代に翻弄されながらも不屈の精神を貫き続けてきた老画家の姿を捉える。2006年製作、07年日本初公開。製作から10年となる2016年、ミリキタニ追悼となる短編ドキュメンタリー『ミリキタニの記憶』製作。『ミリキタニの猫』と2本立ての「特別篇」として各地にて公開中。上映終了後『ミリキタニの記憶』の監督・プロデューサー、マサ・ヨシカワ氏によるトークを行います。

日時:2019年3月23日(土)
   17:30開場 
   18:00〜19:40 上映
   19:40〜20:00 プロデューサーによるアフタートーク

入場料: 予約 1,500円(1ドリンク付き)
当日 1,800円(1ドリンク付き)

募集定員:30名 

【ご予約・お問い合わせ】
info@li-po.jp

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キャスト:

ジミー・ツトム・ミリキタニ Jimmy Tsutomu Mirikitani

1920年6月15日、アメリカ、サクラメント生まれの日系2世。日本名は三力谷勤。幼少時に一家で日本に帰国し両親の故郷である広島で育つ。日本画家を志し川合玉堂、木村武山に師事。太平洋戦争開戦直前にアメリカへ戻り、第二次世界大戦中の約4年間、敵性外国人としてアメリカの日系人強制収容所で生活。戦後は料理人などを経て、晩年にはニューヨークでホームレスとなりながらもアーティストとして生き、路上で作品を描いて売る生活を送る時期もあるなど、波乱に満ちた人生を送った。2001年1月、映画監督のリンダ・ハッテンドーフとの出会いにより始まった撮影はドキュメンタリー映画『The Cats of Mirikitani(ミリキタニの猫)』(2006年)として発表され、世界中の映画祭で数々の賞を受賞。最晩年、リンダ監督の助けを受けてケア付き老人ホームで暮らすことになったミリキタニは、2007年広島平和記念式典に参列のため帰国も果たした。2012年ニューヨークにて死去。映画の公開を縁に発見された収容所時代に描かれた彼の作品は、2012-2013年にかけて東京藝術大学美術館など日本全国5会場を巡回した「尊厳の芸術展The Art of Ganman」にも展示された。

監督・プロデューサー:

マサ・ヨシカワMasa Yoshikawa
日本とアメリカで、プロデューサー、ライター、コーディネーター、ジャーナリストなど、映画、テレビ、ミュージックビデオなど映像の仕事にさまざまな立場で幅広く携わる。『ミリキタニの猫』(2006年)共同制作。2016年に『ミリキタニの猫』の追悼編とも言うべき短編『ミリキタニの記憶』を制作・監督。

映画『ミリキタニ の猫<特別編>』公式サイト
http://nekonomirikitani.com

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