昨年9月に開催していただいたengram公演「あなたが渋谷に残すもの」を下敷きに、コンテンポラリーダンスの伊藤満彦さんがLi-Poをテーマに即興パフォーマンスを企画してくれました。
出演は前回同様伊藤満彦さんのほか、ダンサーの穴山香菜さん、書家の白石雪妃さん、そして今回Li-Po初登場となる松本一哉(パーカッション)さん。
engram 即興セッション
session1:李白
session2:あなたが渋谷に残すもの
伊藤満彦(engram主宰):企画、コンセプト、テキスト、映像、出演
出演:穴山香菜(ダンス)、白石雪妃(書)、松本一哉(パーカッション)
日程:2024年6月19日(水)
開演時間:19:00(開場は開演の15分前になります。)
料金:4600円+1ドリンクご注文下さい
場所:渋谷 Li-Po http://li-po.jp
席数:限定20席(要予約)
予約問い合わせ:engram.jp@gmail.com
李白の詩、変わり行く景色を想ったengramの前回のパフォーマンス「あなたが渋谷に残すもの」をコンセプトにした即興パフォーマンスを行います。
⚫︎松本一哉
環境ごとにあるモノ・造形物・自然物・身体・装置など、本来楽器では無いモノも用いて多様な音表現を行う。自身で起こす音と場所毎に偶然に起こる環境音とが渾然一体となるように働きかけていき、日常の聴き慣れた事象に新たな切り口を与え、音に没入させる即興表現を追究している。
これまでに「水のかたち (2015)」「落ちる散る満ちる(2017)」「無常 (2022)」の3作品をミニマル・アンビエントの名門レーベルSPEKKからリリース。
偶然に起こる環境音との即興による音源制作を基に、ライブパフォーマンス、サウンドインスタレーション、映画・映像作品・舞台公演・商業施設への楽曲制作、全都道府県演奏ツアー、2021年から北海道知床で開催している「葦の芸術原野祭」の立ち上げから実行委委員として参加するなど、音による表現を軸に活動を展開している。
⚫︎白石雪妃
http://www.horhythm.com
書家。伝統的な書の世界を伝えつつ、独特のスタイルで音楽や美術とのコラボレーションなど、書道を総合芸術として昇華させる世界観は高く評価されている。
パリやNY、SFで個展を開催、招聘されるなど海外でも積極的に活動し、生演奏との融合から生まれるライブ書道は世界中で多くのファンを魅了している。
2014FIFAワールドカップサッカー日本代表新ユニフォームのコンセプト「円陣」揮毫、2022年Nintendo Switch「刀剣乱舞無双」揮毫。ミラノ万博日本館認定イベントにてインスタレーション展示。金沢21世紀美術館、ボルチモア美術館にてパフォーマンス、在米日本大使館JICCにて講義、チリの大統領府文化センターにて日チリ外交125周年のパフォーマンスをおこなった。
(株)資生堂 クレ・ド・ポー・ボーテ「6人の女性たち」に選出され、また、日本オラクル(株)や(株)ドトールなどの壁書画を制作している。
船橋市教育委員会の事業「先生はアーティスト」では特別授業もおこなう。
⚫︎穴山 香菜
ダンサー。青森県弘前市出身。ヒロサキバレエカンパニー青山洋子に師事。上京後は様々なダンスを習得し、舞台やメディア関連のワークを展開。これまでに、夏木マリ、石山雄三/A.P.I.、山崎広太 などの作品・プロジェクトに参加。自身のダンススタイルは多岐に渡るが、即興であることを大切にしている。近年は“engram”の他、様々な分野で活動中。
https://www.instagram.com/kanaanayama/
⚫︎伊藤満彦
engram主宰。
コンテンポラリーダンサーとして国内の著名な振付家、海外の演出家の作品などに出演。
2007年頃から作品制作を開始、国内の芸術祭、海外のダンスフェスティバル、金沢21世紀美術館の企画などに参加。
近年は、リハビリパフォーマンス『背中を見つめて』(2022)、レクチャーパフォーマンス『かくれんぼの行方、視線の焦点』(2023)、『あなたが渋谷に残すもの』(2023)、インスタレーション「あいまいな喪失に関する2つの作品」(2024)を制作・発表。
自分の記憶を素材とし、日常的に遭遇してしまう不安やそれに対する視点の変化を試みている。
2021-23年美学校講座「劇のやめ方」、「現代アートの勝手口」を受講。
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