9/28(土) 越境する音楽家たちの対話」刊行記念トークと映像イベント ”ワールドミュージックとは何だったのか?”

Li-Poで長らく「音楽夜噺」シリーズを主宰して頂いた音楽評論家・関口義人さんの新著「越境する音楽家たちの対話」刊行を記念してトークイベントを開催します。トークのお相手は、アラブバイオリン奏者の木村伸子さん。日本人のほとんどが知らないけれど、世界のなかでは大きな存在感を示すアラブという世界について、音楽をテーマに語っていただきます。

「越境する音楽家たちの対話」刊行記念トークと映像イベント
   ”ワールドミュージックとは何だったのか?”

出演:関口義人(著者)x木村伸子(アラブバイオリン奏者)

日時:9月28日(土)午後6時~8時半(開場 5時半)
入場料:2,000円+1オーダー(当日は2,500円+オーダー)
会場:渋谷Li-Po (http://li-po.jp/)
予約: 電話 03-6661-2200
メール info@li-po.jp
sekiguchiyoshito@gmail.com

2019年7月に刊行された30人の日本を代表するミュージシャンの対談をまとめた新刊の刊行を記念して対談形式で本に登場する音楽家たちを紹介します。日本の音楽の演奏レベルは世界水準に達していて、海外のフェスに参加するミュージシャンも増えています。この本に登場した30人はそれぞれのきっかけをつかんでアジア、ヨーロッパ、中東、南米に出かけ何年も修行してきました。その結果彼らが得たものは?
そもそもワールドミュージックとは一体なんだったのか?

トークのゲストにお迎えするのはアラブバイオリンの木村伸子さんです。彼女はエジプトでアラブ音楽学を学びつつ演奏活動も活発になさっています。この日もバイオリンを持参して頂きます。

トークは1.木村伸子とアラブ音楽
    2.本書に登場する異才たちの紹介
    3.お客様が見てみたい演奏者の映像紹介
といった流れになります。
皆様のご来場をお待ちしています。

*当日、会場でも新刊を販売いたします。

出演者プロフィール

関口義人(せきぐち・よしと)
音楽評論家、ロマ研究家。
桜美林大学総合芸術学群講師、首都大学講師。

幼少時代からピアノ、バイオリンを学び、
中学校時代にバンド活動を開始。
高校では一気にジャズに溺れ、
19歳からアメリカに音楽留学。
27歳まで音楽活動で暮らす。
1997年から会社員としてヨーロッパでの駐在勤務。
20年を経て帰国後、2005~2015年まで、
音楽夜噺 http://www.ongakuyobanashi.jp/ を主催した。
著書等に、
『ロマ・素描 ジプシー・ミュージックの現場から』
(関口義人 著、東京書籍、2003年)、
『バルカン音楽ガイド』
(関口義人 著、青弓社、2003年)、
『ブラスの快楽 世界の管楽器CDガイド600』
(関口義人 著、音楽之友社、2005年)、
『ジプシー・ミュージックの真実
ロマ・フィールド・レポート』

木村伸子(きむら・のぶこ)
アラブバイオリン奏者

5歳より西洋クラシックヴァイオリンを始める。石井洋之助氏、石井志都子氏に師事。
東京大学文学部、東京大学大学院人文社会系研究科修士課程にて中世アラブの歴史を研究する傍ら、大学オーケストラ等にて音楽活動を行う。早稲田大学大学院文学研究科在籍中にカイロ大学に留学。歴史研究のための留学であったが、留学中にエジプトの伝説的ヴァイオリ二スト、アブドゥ・ダーゲル氏に出会い、師事。三年間の留学の後に帰国する。
帰国後は日本人演奏家によるアラブ音楽アンサンブル「ソートアンニール」及び「ヴォイス・オブ・ザ・ナイルクラブ」を結成。またアラブ音楽研究科としてアラブ音楽理論の研究を続けながら、全国各地で講演・演奏活動を行う。

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