7/21(土) 音楽評論家・中村とうようさんのコレクションを聴く・観る会  

<満席のため、予約受付終了しました>

音楽評論家・中村とうようさんのコレクションを聴く・観る会 開催決定!

DJ&トーク:田中勝則(音楽評論家)、関谷元子(音楽評論家)

音楽評論家中村とうよう氏の命日となる7月21日に、氏所縁のお二人によるDJ&トークとともに、とうよう氏の偉大なコレクションからアジア〜ラテンを中心にSP盤などの貴重な音源を蓄音機で聴いていただくほか、生前とうよう氏が出演した番組やイベントの映像などを上映。

 

音楽評論家・中村とうようさんのコレクションを聴く・観る会
開催概要

7/21(土) 渋谷Li-Po
開場18:00 開演18:30
チャージ:1500円(+オーダー) ※定員30名 定員に達したため予約受付終了しました。
ご予約・お問い合わせ:Li-Po 03-6661-2200 / info@li-po.jp
メールでお申込みの方は、
1. 公演名 2. お名前(フルネーム) 3. ご予約人数 4. ご連絡先の電話番号とメール
を明記の上 info@li-po.jp 宛送信してください。 2営業日以内にご予約確認のメールを返信いたします。

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中村とうよう
(『収集百珍』の奥付より転載)

1932年京都府生まれ。京都大学経済学部卒業後、4年半の銀行勤務を経て音楽評論家に。69年、編集長として『ニューミュージック・マガジン』を創刊(現在の『ミュージック・マガジン』)。さらに『レコード・コレクターズ』『ノイズ』も創刊して、初代編集長をつとめる。おもな著書に『ラテン音楽入門』(62年、音楽の友社)、『大衆音楽の真実』(86年、ミュージック・マガジン)、『地球が回る音』(91年、筑摩書房)、『俗楽礼賛』(95年、北沢図書出版)、『ポピュラー音楽の世紀』(99年、岩波新書)など。2011年没。

出演者プロフィール:

田中勝則

1959年、東京都生まれ。慶応大学中退。1981年に『ミュージック・マガジン』で評論家デビュー。85年からブラジルで伝統的なサンバ音楽たちの録音をプロデュース。90年前後からはインドネシアなどアジアの音楽もプロデュース。評論家としてもワールド・ミュージックの記事やレコード解説を幅広く執筆。97年からは自身のレーベルであるライス・レコードを立ち上げ、ワールド関係の最先端音源をリリースする。武蔵野美術大学で中村とうよう展を企画・制作する一方、執筆活動とCD制作を手がけている。

 

関谷元子

桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科音楽学専攻課程卒業。CBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)勤務を経て、音楽評論家に。80年代後半からは、アジアのポップス、特に中華文化圏を主なフィールドにしている。NHKBS「真夜中の王国」出演、雑誌「POP ASIA」編集長、NHKFM「ASIA POPS WIND」DJなどを経て、中華圏ポップス・イベントの企画制作・司会、Inter FM「World Music Cruise」構成&DJ、国士舘大学非常勤講師、新聞・雑誌へ執筆など。

以下、本イベントの主宰であり『中村とうよう 音楽評論家の時代』(2017年 二見書房刊 )著者である田中勝則さんからのコメントをご紹介します。

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「音楽評論家・故・中村とうようさんのコレクションを聴く・観る会」のお知らせ

今年もまた中村とうようさんのご命日が近づいてきました。今年で8回忌。7回目の命日ということになります。

昨年まではこのご命日の日に、とうようさんが生涯かけて集めたレコードなどを寄贈された武蔵野美術大学のご協力のもと、湯川れい子実行委員長が中心になって「とうようズ・デイ」という催しを開いてまいりました。武蔵野美術大学のホールなどを使わせていただき、特に展覧会開催中の「とうようズ・デイ」は大規模なイヴェントにさせていただきました。

ただ、いつまでも「とうようズ・デイ」のために大学に多額の出資をしていただくわけにはゆきません。そこで昨年の7回忌でいちおう区切りをつけ、13回忌まではお休みということになりました。

そこで始まることになったのが、今回の企画です。これまでも「とうようズ・デイ」では、とうようさんが残された貴重なコレクションの一部をお聞きいただいてまいりましたが、今回は関谷元子さんのご協力を得て、Li-Poにて新しい会を持たせていただくことになりました。いわば「とうようズ・デイ」の一部引越しプロジェクトです。ホールでのイヴェントではないので、音楽をより親密な気分で楽しんでいただけるのではないかと期待しています。

今回は関谷元子さんと二人でDJをさせていただくことになったので、関谷さんのご専門であるアジア音楽のSPを中心にかけようと思っています。とうようさんが大好きだったインドネシア音楽を中心に、日本にもファンが多い上海歌謡、さらにはタイやベトナムの音楽にも足を伸ばしてみよう、という企画です。また、関谷さんのリクエストにお応えして、私のレーベルである<ディスコロヒア>で最近発売したラテン音楽のシリーズから、ベニー・モレーなどの名曲をオリジナルSPでお聞きいただく予定です。もちろん、当日は私の蓄音機を持参いたします。

また、武蔵野美術大学で現在、とうようさんが生前に出演されたテレビ番組やレコード・コンサートの映像を整理していることもあり、貴重な映像もお見せしたいと思っています。特にVHSで発見(?)された2004年のレコード・コンサートの映像は貴重な内容。テーマは機械音楽時代のアメリカ音楽ですが、おそらくとうようさんの最後のレコード・コンサートと思われます。これもできたら上映したいと思っていますので、どうぞお楽しみに。

ある特定のジャンルを専門にする会ではないので、特にアジア音楽に詳しくない人にも十分楽しんでいただけるような内容にしたいと思っています。気軽な気分で、とうようコレクションを楽しみに来ていただければと思います。

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