9/17(日) Music Street vol.4 「ラジオの向こう側」湊剛氏に聞く

毎回好評いただいている トークシリーズ「Music Street」第4回目の開催です。

トーク・ゲスト:湊 剛 (元 NHKディレクター)
ナビゲーター : 川村恭子(音楽ライター)

14:30 開場 15:00〜17:00     入場チャージ:2000円+ドリンクオーダー
※定員制先着30名 ※9月5日より予約受付。定員になり次第受付締め切ります。

今や誰もが知っている有名なロック/ポップスの音楽家も最初は一人のリスナーであり熱心な音楽ファンでした。音楽ファンから音楽家になるきっかけ、そのルーツをたどるといつもそこには「ラジオ」がありました。

今回のゲスト湊 剛さんもFEN(現AFN)を聴いてロックの洗礼を受けたひとり。やがてNHKに入局するとテレビやラジオを舞台に今や伝説となったロックやポップスの名番組を次々と生み出していきます。

今回のテーマは「ラジオの向こう側」と題して、数々の伝説の音楽番組を手がけられ、現在はフリーランスで活躍する元NHKディレクター、湊 剛さんにその番組制作時のミュージシャンとの関わり方、裏側の話をお伺いします。

ナビゲーターの川村恭子さんも「サウンドストリート」のDJ出身。また湊剛さんの現場の数々を目撃した証人でもあります。それだけにどんな話が飛び出すか、期待も高まります。

 

 

■プロフィール
湊 剛(みなと・たけし)元NHKディレクター
1944 年生まれ。1965年NHK 入局。
東京番組制作局家庭番組部を経て、1970年、青少年番組部でラジオ第一放送(AM)『若いこだま』を担当。さだまさし、矢野顕子、松任谷由実、上田正樹など無名時代からともに仕事をする。伝説の音楽ラジオ番組「NHK-FMサウンドストリート」では松任谷正隆、坂本龍一、佐野元春、甲斐よしひろ、松浦雅也などを起用、構成作家をたてずミュージシャンが自分で選曲して自分の言葉で語るという画期的な番組作りをし、民放各社含め、聴視率top1をうちたてる。
「みんなのうた」では「山口さんちのツトムくん」(1976)や「コンピューターおばあちゃん」(1981)を送り出し、また、国際児童年テーマ曲としてゴダイゴ「ビューティフル・
ネーム」(1979)、国際青年年のテーマ曲として、佐野元春「ヤングブラッズ」 (1985 )を制作。
NHK-FMの特別番組として制作された「音楽講座シリーズ」には細野晴臣の作曲講座を始め、松本隆の作詞講座など、松任谷正隆、坂本龍一らによる音楽の作り方や成り立ちのレクチャーシリーズを展開するという新しい発想と、常にミュージシャンの特性を引き出す番組作りを続ける。こうした中、大瀧詠一の「笛吹銅次ショー」を皮切りに「ポップス伝」シリーズが生まれていく。また大瀧詠一・山下達郎のその後何年も放送局を変えて続く「新春放談」の第一回目も放送された。
ラジオのみならず、映像番組作りをにおいても、WOWOWにて村上秀一、大村憲司、中西康晴、高水健司、井上鑑、CHAKAをハウスバンドにし、毎回ゲストとともにレコーディングをしていく様を音楽番組として見せていくという初の手法で「The Recording」を。また”どてらYMO”としてYMOを再結成に導いた2001年のNHK-BS1「細野晴臣イエローマジックショー」、ラジオのDJ形式でレアなライブ映像をかけるリクエスト式のBS音楽番組など、常に新しい音楽番組の制作現場に関わり続けている。

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