ゴールドに輝く「金霧島」そして漆黒の「黒宝霧島」
焼酎で有名な霧島酒造から「健麗酒」シリーズとして発売のリキュールです。
焼酎の「黒霧島」をベースに、金霧島は「冬虫夏草」を、黒宝霧島は「チャーガ」をブレンドしたものです。
「冬は虫、夏は草」という不思議な生態から名づけられた冬虫夏草は、古来より健康に役立つものとして珍重されてきたキノコの一種。
そしてチャーガとは、やはりキノコの一種で霧島酒造の解説によると、ロシアの森の黒ダイヤといわれ「見つかる確率は白樺2万本に1本」とも言われるほど希少価値が高く、また、白樺に寄生し、ついには枯らしてしまうほどの強い生命力を持っているそうです。ロシアでは古くから極寒のタイガ（シベリア地方の針葉樹林）で暮らす人々の健康のために利用されてきたのだとか。
豪華なパッケージを見るだけでも、霧島酒造の力の入れ方が伝わってきます。
こってりした解説とは裏腹に、味わいは意外とさわやか。特に黒い液体のチャーガ酒は、ちょっとためらってしまうほどの怪しさですが、金霧島よりもさっぱり。美味しくて体にも好いお酒のようです。